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35 訪問先に到着してからの準備

-目的地に着いてからも、気を抜かない-

チェックポイント

①現地到着後、身だしなみの最終チェック

②無人の電話つけ付けでは、明るく、はっきりと

③「記帳」を求められたら、職位の下の者が書く

面談で失礼がないように、念には念を

 訪問先の会社に到着したら、あなたは最初になにをしますか?

 社会人として正しい答えは、身だしなみの最終チェックです。「出発前にやったじゃないか」と思うかもしれませんが、他社を訪問する以上、念には念を入れなければいけません。移動中に汚れる可能性もあります。

 他社を訪問するということは、それほどまでに気を遣うことです。訪問先に失礼のないよう、それほどまでに気を遣うことです。訪問先に失礼のないよう、身だしなみをしっかり整えて、敬意を示しましょう。

▶移動手段に自動車を使ったときの注意点

 社用車で訪問先に向かった場合は、訪問先の駐車場の「出入り口から遠い場所」に止める配慮が必要です。出し入れしやすくて便利な出入り口の近くは、他の利用者のために空けておくのがマナーといえます。

 訪問先に駐車場がなかったり、あっても空きスペースがなかったときのために、近くのタイムパーキングもリストアップしておきます。そこから訪問先まで歩く時間も、移動時間に含めることを忘れずに。

▶訪問先に到着してから

●身だしなみの最終チェック

 訪問先の玄関前で、最後にもう一度身だしなみを整えます。

●受付での応対

 身だしなみを整えたら「受付」に向かいます。無人の電話受付の場合、受付の内線番号を呼び出します。

 あなたから明るく挨拶をして「自分の会社名」「名前」「訪問先の部署」「担当者名」「約束の時間」などを伝えて、取り次ぎをお願いします。

「お世話になっております。✕✕商事営業部のタナカと申します。○○部のヤマダ様と、本日午後3時にお約束をいただいております」

 受付の肩は担当者に連絡をしてから、「ただ今、ヤマダが参りますのでそちらでお待ちいただけますか」「ヤマダは5階に降りますので、恐れ入りますがエレベーターで5階までお願いできますでしょうか」といった指示をしてくれるはずですので、「ありがとうございます」とお礼を知多得て、それに従ってください。応対してくださった受付の方へのお礼を忘れずに。会社によっては受付で、入館者名簿への記帳を依頼されます。記帳は役職が下の者が行います。

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