オンラインマニュアル
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4.講師管理

 講師は、当塾の魅力を決める存在と言っても過言ではありません。講師の質が高く、講師自身屋「授業に魅力があれば校舎の質が上がり、地域に良い評判を形成することができます。反対に講師の質が低ければ、校舎の質が下がり、地域に悪い評判を立てるきっかけになります。講師をいかに教育し、魅力の高い授業を提供していくかどうかが校舎運営において大きな鍵です。

⑴募集から採用まで

  募集  

<主な求人方法>

○紙面媒体への掲載・・・タウンワークやアイデム、地域特有の求人誌への掲載等

○WEB媒体・・・倍取るドットコム、マイナビバイト等

○職業安定所・・・各所在地管轄のハローワークへの掲載(期限付きで無料掲載が可能)

○大学への掲出・・・学生加藤に登録し、大学内の掲示板などに掲載(大学により規定は異なる)

○ポスティング・・・学生マンションやワンルームタイプのマンションへのポスティング

○ハンドアウト・・・大学の入試や学園祭等でのハンドアウト

○既存講師からの紹介促進

※求人掲載時の注意事項※

2020年度より、本部設定の講師報酬額を変更して求人掲載を行うことを可能と致します。

ただし、独自で求人をかける場合は、掲載内容は事前に本部への申請が必須です。承認後に入稿してください。

  応募  

(     )連絡を取り、面接日程を確定させます。

これだけ求人が溢れている現在において、私たちは「採用させて頂く」という心がまえで対応することが大切です。良い人財であればあるほど、他業界、他塾でも採用ニーズはあります。良い人財を当塾で確保をする意味でも、求人をご覧になられた方から問い合わせが入ったら、採用ロスを防ぐために原則当日中、難しいようでしたら最短の日付にて面接の日時を決定します。

また、電話連絡の際、相手の話し方や敬語の使い方等をチェックし、講師としてふさわしい接遇を心得ているかどうかなどを把握することができます。学生でも講師として仕事をする以上、位置社会人としての責任も持ち仕事に取り組んで頂く必要があるからです。また、そういった接遇を心得ている講師こそが、生徒や保護者からの信頼を勝ち取っていける講師となります。

<面接設定の際に伝えること>

①面接には、男性はスーツ着用・女性は講師としてふさわしい服装にて来校いただくこと。

②写真添付の履歴書と筆記用具をお持ちいただくこと。(応募当日の面接の場合は、履歴書持参は後日でも可)

③面接時間は30分程度必要だということ。

  面接  

①質疑応答

 講師としての脂質結愛コミュニケーション能力を確認します。まずは履歴書等の提出書類より、不備・不明・不整合な点がないかを確認します。合わせて、人格的、精神的に問題がないかを意識的にチェックします。人材不足と言われる昨今、特設の問題が無ければ、採用することを推奨します。

<確認事項の例>

Q.当社のアルバイトに応募した理由(志望動機)は?

Q.指導可能な教科は何か?

Q.いつから働けるか?週何回、何時~何時まで働けるか?

<チェックポイント>

②筆記試験の実施(任意)

講師として必要な基礎的な学力を確認するため、また応募者自身に講師として働く意識を持たせるため、筆記試験を行います。英語、数学の高校入試レベルの問題を実施いただくことを推奨しております。

  採用から契約まで  

面接が終了した後、遅くとも2日以内に合否の通知を電話にて行います。講師として採用した場合、再度来校頂き、雇用契約の締結と初授業を実施するにあたっての事前研修を行います。

※「講師の手引き」参照

■給与システム

基本的には1対1(講師1人に生徒1人)の授業したイルで「50分間の授業」+「10分間の準備等」を行った際に発生する給与が、基本単価として支払われます。基本単価をベースとし、1回の授業に対し担当した生徒の人数に応じて加算手当が発生するシステムです。

①基本単価表

(※1)小学生加算について

 最低賃金の設定が地域ごとに異なるため、下記地域は小学生加算を設定しております。

(最低賃金が規定された場合は変更されます)

※全地域、中学生加算・高校生加算は「基本単価表」の通りです。

※小学生加算の設定はオーナー様の判断で変更可能です。

(※2)時間該当の時給について

「時間外勤務」等が発生した場合、下記を加算して計算します。

 2020年度より、講師給与・報酬の設定については、オーナー様判断で設定可能と致しますが、TMSでの給与・報酬自動計算に当たっては、中学生加算・高校生加算の変更、授業時間に対する計算率(80分授業は1.6掛け、100分授業は2掛け)の変更は出来ません。

②加算手当

※授業時間にかかわらず、1回の授業に対して加算されます。

③休養保証 基本単価の60%

※加算手当を加算した後の60%ではなく、基本単価の60%が支給されます。

④その他の手当等

◎交通費の支給について

 他塾の状況を鑑みて、交通費の支給につきましてはオーナー様の判断で支給することも可能と致します。これに伴い、求人掲載の際には『原則交通費一部支給』と記載を致します。

◎事務給の支給について

 授業とは別で、教室から講師に指示を与えて業務を行わせた場合、事務給の支給が必要です。事務給の金額設定は各企業で決めていただけます。(事務給の金額が最低賃金を下回らないようにご注意ください。)

■規則の徹底

 後々のトラブルを避ける意味でも、各種規則については最初の段階でしっかりと伝えます。特に下記については厳禁であることをしっかりと指導してください。万一下記が発覚した場合、講師自身の解雇に加え、法的な手段で責任を取る可能性があることをしっかりと伝えてください。

■講師研修期間

 初回授業から20コマ目収量を含む日までの授業は、当塾の指導スタイルや生徒対応の仕方を学んで頂くための研修期間としています。この間、授業を実施しますので小学生コマ給(人数加算なし)での支給となります。この研修期間中に、新人講師マニュアル「講師の手引き」にて講師としての基本事項を学んで頂きます。その後、「研修修了試験」を実施評価することで、研修期間中の取り組みや意識の変化を確認します。

 新たに講師になる方のほとんどが、個別指導の講師歴がない方です。しかし、講師として生徒の指導をする上で、初心者も経験者も関係ありません。生徒・保護者は“プロの先生の授業を受けるため”に当塾へ入会されるのです。プロとして一人前に指導できるように講師の研修システムや育成に力を入れていきましょう。

<導入研修スケジュールイメージ>

~授業見学・模擬授業の実施~

 特に1対3の授業では、3人の生徒を均等に指導するにはコツと準備が必要です。どのように指導していけば円滑に授業をすることができるのかをまずは先輩講師の授業を見学し流れをつかんでもらいましょう。

⑵講師を管理する

 講師を管理するにあたり、最初に講師の人間性を高めていくことが必要不可欠です。一講師としてだけではなく、一社会人としての心構えを常に意識させていきましょう。また、勤務時間が長くなればなるほど、講師としての経験値が上がる一方で、ナレによる気の緩みも出てきます。教室長として一人ひとりの講師をしっかりと見、常に適度な緊張感を保てるように管理しましょう。

講師としての心構え

■挨拶、生徒歓迎

■保護者、生徒に対する言葉遣い

■生徒への接し方(口調、コミュニケーション、指導と注意)

■身だしなみ

■スクレポの授業中の入力(簡潔にまとめているか)

■授業時間の厳守

■成績向上への責任感と熱心な指導

■生徒への思いやり

■規則の遵守

指導方法に関する確認

 1人の生徒を指導することに夢中になり、周りの状況が見え無くなることもよくあります。特にスタンダードプランを指導している際に、1人の生徒に津きっきちになって指導をしていくと、周りの生徒に暇な時間を与え、私語を生みやすくなり、騒々しい授業になる危険性があります。加えて、“自分の子どもは、ほったらかしにされている!”と保護者からのクレームに繋がり、退会という事態に発展するケースもあります。

 そういった事態を避けるためにも、定期的に実施される「講師セルフチェックシート」や保護者WEBアンケートの「講師アンケート」を活用し、講師に振り返りの機会を与え、教室長からフィードバックを行うことDレ、指導力の向上を図ることが必要です。

<講師セルフチェックシート>

<講師アンケート画面イメージ>

⑶講師を育てる

 教室長1人ですべての生徒の授業を担当する事は不可能です。必ず、私たちを支えてくれる講師が必要となります。講師がいかにスキルを上げて生徒指導に当たることが出来るかが、校舎の質を高める大切な鍵となります。講師のスキルを上げていくために様々な研修や会議を校舎で実施していきましょう。

講師会の実施

 各校舎で全講師を集めて講師会を実施します。講師会は主に生徒の指導にお知恵、担当者と各講師のベクトルを合わせるための機会となります。

 校舎の問題点や改善点について話し合い、その結果を講師全員で実施していきます。また、各講師から意見をより多く聞くことで、斬新で円滑な校舎運営に繋がっていきます。

本部主催①-1年未満講師対象「新人講師勉強会」

 新人講師に「講師の基本的ルール」や「教務面の強化」などを身に付けて頂く研修として、本部手動で開催させて頂いております。3か月に一度、東名阪の開場を中心に行っており、チェーン全体の統一化を目指し、校舎近隣での開催がある場合には、採用から1年未満の講師は原則参加頂きますようお願い致します。

 ※新型コロナによる感染対策のため、2021年以降、オンライン形式で開催しております。

本部主催②-全講師対象「合同講師勉強会」

 新人講師はもちろん、ベテラン講師を含めた全講師の授業スキル向上と、校舎の枠を超えた講師同士の横の繋がりを強めることによる講師の意識・モチベーションの向上を目的としております。季節ごとの開催を目安とし、1対3の授業ロープレやその時期に特に注意して頂きたい内容を取り上げ、講師力向上に繋げて参ります。

 ※新型コロナによる感染対策のため、2021年以降、オンライン形式で開催しております。

SS講師

 SS講師とは、Special Select(スペシャルセレクト)講師の略で、一定の基準を満たして講師に付与される称号です。講師をいう域を超え、室長に近い立場で校舎運営に荒津講師として、校舎の核となる存在です。SS講師を数多く輩出している校舎は、通常の講師以上のスキルを持った講師が多いことから、生徒対応・保護者対応・校舎運営を円滑に行いやすくなります。また、講師の育成も高いレベル、充実した内容で行うことが可能となり、より講師力の高い校舎となります。SS講師を輩出できるような講師教育を実践していきましょう。

対保護者

 「多少追加の費用を負担してでも実績のある先生に教えてほしい、評判の良い先生に習いたい」という保護者のニーズは高まっています。そこで、別途SS講師指名料を頂くことで、ワンランク上のスキル・実績を持つSS講師を指名できるこの制度により、ニーズに応えます。また指名をされないにしても、こうしたSS講師の存在、またこの制度自体が当塾の講師クオリティのアピールにも繋がり、安心感、信頼感を高めます。

対講師

 「SS講師」というもくひょうができることでよりモチベーション高く業務にあたって頂くことができるようになります。また実際に「SS講師認定」された後には、認定証や専用ネームタグホルダー等により「他から認められる存在」となるため、一層責任感を持ち生徒指導にあたって頂くことが期待できます。

校舎として

 講師力アップによる評判形成を図ることができます。またSS講師への加算手当は保護者から頂く「SS講師指名料」からの支払いとなるため、校舎側の毎月の負担は少なく、SS講師輩出によりリーダー講師を育成し、講師教育が充実します。

■資格基準

①1年以上の勤務且つ総授業数500時間(コマ)以上を実施

②講師セルフチェックシートにおいて9割以上の評価(教室長からの推薦)

③生徒・保護者による「講師アンケート」で規定の満足度を獲得

→以上の3つの条件をすべて満たした場合に「SS講師認定試験」の受験資格が与えられます。

■認定方法

SS講師認定試験は年4回、本節定価以上にて以下の内容で行います。

※新型コロナによる感染症対策のため、現在オンラインも活用して試験を実施しております。

■SS講師指名料・SS講師報酬

SJ講師

 SJ講師とは難関国私立中学を目指す生徒に対し、十分な指導を担える子牛に与えられる称号です。今後の校舎運営を行う上でも必要な講師資格です。(各校舎での認定です。)

■資格基準 

 ※以下の2つの条件をすべて満たした場合に「SJ講師」として認定されます。

①教室長からの推薦     ②SJ講師認定試験に合格した講師

■認定試験内容

●教務試験<算数(100点)・ 国語/理科より1教科選択(各50点)>

●ロールプレイング試験 算数の模擬授業の実施(50点)

■校舎任意待遇

 「難関私立中学受験対策コース」「国私立中学・中高一貫校受験対策コース」を受講せず、フリープランで中学受験対策を希望した際に、教室長任意でSJ手当を発生させることは可能です。

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