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08 日頃の「感謝の挨拶」

08日頃の「感謝の挨拶」

-「時候の挨拶」や「慶賀の挨拶」のあとには、

 厚情などを受けたことに対する

 「感謝の挨拶」を続けることで、より丁寧な文書になります。-

▶日頃の厚情に対するお礼

 前文で先方の繁栄を喜ぶ言葉を書いた後は、日頃の感謝の意を伝える慣用的な表現を用います。日頃からやり取りする機会の多い顧客や取引先に対しては、すぐに用件に入る場合もありますが、つきあいや取引に対する感謝の意を示すことで、より丁寧な文書となります。相手との関係や文書の目的に応じて、適切な表現を組み合わせましょう。

●一般的な例

 ・平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

 ・日頃は何かとお引き立てを賜りまして、誠にありがとうございます。

▶「感謝の挨拶」を書かない場合

 初めて連絡を取る方など、日頃のつき合いがない相手に対しては、感謝の言葉を書くのではなく、突然の連絡のお詫びを伝えます。

 また、久しぶりに連絡を取る方には、ご無沙汰のお詫びを書くといいでしょう。

●初めて連絡する相手への挨拶

 ・突然、お手紙を差し上げるご無礼をお許しください

 ・ぶしつけながらお願いがございまして、ご連絡させていただきます。

●ご無沙汰のお詫びの挨拶

 ・平素はご無沙汰いたしまして、誠に申し訳ございません

 ・長らく心ならずもご連絡を怠り深くお詫び申し上げます。

▶前文の挨拶でよく使われる例

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