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07 女性の身だしなみ【メイク】

-ナチュラルメイクで自分を引き立たせる!-

チェックポイント

①理想のメイクのためには「素肌」を守る

②ナチュラルメイクは基本。派手目はNG

③それぞれのメイク道具の役割を知る

「魅力的な笑顔」を引き出すメイク術

 働く女性にとって、メイクは大切な身だしなみ。

 メイクのノリは「美しい素肌」が鍵を握ります。仕事で疲れて化粧を落とさずに寝てしまった・・・・・・というようなことがないように。

 日頃から美しい素肌を守るためにも、化粧水はたっぷりとつけましょう。睡眠中などに乾燥しないように、保湿もしっかりと行います。

 職場でのメイクは、ナチュラルメイクが基本です。

▶ベースのポイント

・化粧水をたっぷりと。必要に応じてクリームも。

・下地ファンデーションは、日焼け止め成分も入っているものを。

・ファンデーションは、自分の秦野色とあったものを、内側から外側に向かって塗り伸ばす。頬や額など崩れにくい部分は厚めに、目元や口元、鼻など崩れやすいところは薄く。

・ファンデーションの上から、フェイスパウダーで押さえる。

▶パーツごとのメイクの基本

●眉

・左右対称に書くことを心がける。

・眉頭は目頭より2~5ミリ内側に。

・眉尻は下まぶたの曲線の延長線上に。眉がしらより1センチほど高い位置になる。

●目元

・アイシャドーを指でつけると、アイホール全体にうまくぼかせる。

・色は肌浮きせず、ナチュラルに仕上がるベージュ系などが無難。

・薄いピンクなど白みがかった色をつけると、元気よく溌剌とした印象をつくることもできる。TPOに応じて使い分ける。

●口元

・乾燥しないように、リップクリームで保湿する。

・最近はグロスだけという人も増えているが、きちんと口紅を塗ったほうが、色落ちが防げて健康的なイメージを保てる。

・色にもついた基本色に、ベージュ系や茶系を混ぜることによって、自然な仕上がりになる。

●コンシーラー

・基本的には、目の下のクマや、シミを隠すために使う。

・目尻や口元のくすみ、小鼻の脇の赤みなど、色むらが気になる細かい部分にも使える。

●チーク

・頬骨の高い入りから耳の上の付け根まで、チークブラシを2往復するのが基本だが、自分に合う方法で。

・若々しさやかわいらしさを出したい場合は、頬骨の上に丸く色をのせるだけでもOK。

●アイライナー

・リキッドタイプよりもペンシルタイプが、自然でやわらかい仕上がりになる。

・最近では中間のジェルタイプもあり、美しく仕上がるのでオススメ。

・ラインが歪んでしまったら、綿棒で拭き取り、最初からやり直す。

★休日はお肌にも、たっぷりの休息を

 特に誰とも会う予定がないときは、ファンデーションは塗らずに、お肌を休ませてあげましょう。

 近くに外出するだけなら、日焼け止めクリーム+フェイスパウダーのみで充分。眉を描き、薄めのリップを塗ってナチュラルに仕上げて肌をいたわりましょう。洗顔の際は、肌についた汚れをしっかりと落として、化粧水をたっぷりとつけて保湿を。

▶清潔険のあるヘアスタイル&ヘアケア

 女性のヘアスタイルは十人十色。長さはベリーショートからボブ、ロングまであります。パーマやカラーリングを含めれば、バリエーションは無限大です。

 ただし、どんなヘアスタイルや髪型でも、忘れてはいけないことがあります。それは「清潔感」です。

 フケがかたに落ちたり、髪の毛がぱさついていたりしないよう日頃から栄養が行き渡るようバランスの良い食事を心がけましょう。

 ビジネスシーンにおいては、お辞儀得推したときに髪の毛が顔にかからないよう、耳を出してすっきりとまとめること。

▶タイプ別へアルタイルのポイント

●ショート

・スッキリとしたヘアスタイルなので、ビジネスシーンでは最適。

・髪の毛が少し伸びただけでヘアスタイルが崩れてしまう。1ヵ月に1回のカットが理想。

・寝ぐせがつきやすいので、夜はしっかりと乾かす。出かける前の仕上げにはスタイリング剤を使用。

●ボブ

・アクティブなイメージのボブカットですが、スタイル次第でキューにも大人っぽくも変身できるのが魅力。

・ハネやすいので、朝のセットは必須。お辞儀をしたときに、サイドの髪の毛が顔に触れないようにまとめる。

●セミロング

・最もバランスの取りやすい長さ。アレンジもしやすく、パーマをかけたりカーラーでゆるく巻いたりと、いろいろ楽しめる。

・仕事中はゴムなどで、スッキリとまとめる。

●ロング

・女性らしい印象を与えられるが、髪の傷みも目立ちやすい。髪にツヤを出すために日頃から入念なお手入れが大切。

・髪が傷まないようにドライヤーの前には洗い流さないタイプのチルーとメント剤をつける。

・仕事中はゴムなどで、スッキリとまとめる。

★カラーリングは「肌色との相性」を重視

 ヘアカラーリングをNGとしている会社もありますが、最近は範囲を決めて許容する会社も増えてきました。カラーリングがOKであっても勤務先のルールに従い、職場にふさわしいヘアカラーを選びましょう。

 ヘアカラーを選ぶ際は、自分の秦野色と馴染みやすい「自分に似合う色」を。自分の肌と馴染む色が、あなたにとって相性の良い色です。

 一般的に、日本人の肌にはブラウン系が合いやすいといわれています。一口にブラウンといっても、アッシュ系やオレンジ系、レッド系など多種多様です。お店のサンプルなどを参考に、自分に似合う色を見つけて下さい。

▶ネイルのお手入れやアクセサリー選びのポイント

●ネイル

・指先、特に爪は相手から見てとても目につきやすいもの。パーツとしては小さいが、会話中などに目につく。手入れを怠らず、常にきれいに整えておく。

・仕事の邪魔にならないよう、短めに整えておく。甘皮の処理も忘れずに。

・ネイルアートは避けるのが基本だが、会社が許可している場合は取り入れてもOK。

・マニキュアやジェルは、透明感のある色使いのものを。

・ジェルネイルは、すぐに落とすことができない。色つきやら目の入ったものは、急なお悔やみなどに対応しづらいこともあり、避けたほうが無難。

●アクセサリー

・イヤリングやピアスは、電話対応のときに邪魔になる。仕事中はつけないか、控えめなデザインのものを。

・ネックレス類はビジネスシーンにふさわしく、上品で清潔感を感じさせるものを。チェーンが細めで控えめなデザインのものが、職場ではオススメ。

・首が太くて短い人は、45~50センチのゆったりとした長さのネックレスのほうが、首のラインがスッキリと見える。

・首が細くて長い人は、短めのネックレスが似合う。短いネックレスを2本重ねづけしてもよい。

●香水

・仕事中の香水は基本的にはNGと心得る。特に強い香りは、オフィスで長時間共に仕事をしている職場の人にとっては大変な迷惑となる。お客様に接するときも同様。

・仕事中に香りを楽しみたいときは「アロマオイル」がオススメ。周囲の人の迷惑にならない程度まで水で薄めて,机にひと振りして雑巾やティッシュなどで拭くとほのかな香りが楽しめる。

・オフィスの玄関先や化粧室なども、アロマオイルで軽い香りを漂わせると、快適に働ける環境が作れる。

●ストール

・オフィスで働く女性にとって、ストールは使えるシーンの多いアイテムの1つ。

・寒い季節はもちろん、夏にも大活躍。空調が効きすぎているときは防寒用に、外に出るときは日よけとしても使える。ロッカーに1枚入れておくと重宝する。

・ストールのサイズや素材は多種多様。見た目だけで決めず、実際にはおってみてサイズや暖かさ、肌触りなどを確かめて選ぶ。防寒重視かオシャレ重視かでも、選ぶ基準が変わってくる。

・席を外すときや来客たいそう時にはまとわないこと。

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