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3.入塾説明(無料体験授業終了から初回授業に決定まで)

 無料体験授業終了後、生徒・保護者を交えた三者での入塾説明を行います。無料体験授業終了後から初回授業日決定までの一連の流れを正確に把握しておきましょう。

自己紹介

 自分が校舎の責任者であることを保護者に伝えます。初めての人と対面するとき、第一印象がその後を大きく左右します。笑顔で誠実に対応することこそ、担当者としての基本対応です。また、自分の対応に自信を持っていたとしても、常に第三者からの意見を求め、接遇の確認をして客観的なチェックをしていくことが必要です。

<トーク例>

「本日は来校頂きまして、誠にありがとうございます。体験授業を担当させて頂きました教室長の○○都申します。本日はどうぞよろしい句お願い致します。」

情報収集

■生徒アンケートの記入(※体験授業前でも可)

 生徒もしくは保護者に生徒アンケートを記入して頂きます。ここでは、あえて担当者が席を外すなどの配慮をし、生徒と保護者に無料体験受賞の感想を話す時間をつくり出すことで、入会への可能性を高めることができます。

■体験授業の内容報告(※5分程度)

 無料体験授業での内容について、時間を取って報告します。その際に保護者が授業の様子をイメージできるように、授業で使用したテキストやプリントを提示し、生徒を交えて話しをすることが大切です。また、“この部分はたいへんよくできていた”と、最初はよかった点を挙げてください。褒められて嬉しくない生徒がいないように、自分の子どもが褒められて嬉しくない保護者はいません。ただし、褒め言葉のみでは、「それでは、なぜ成績が上がらないのですか」「うちの子のことを理解してくれていますか」などと、保護者に疑念を持たれる場合もありますので、必ず「更に伸ばすことができる点」や「今後の課題」を提示してください。

■生徒アンケートの内容確認(※5分程度)

 記入頂いた生徒アンケートの内容を確認していきます。また、予め無償体験授業で「現在の成績」「志望校」「通塾経験の有無」などの情報を収集しておくことで、更にスムーズ医に進めることができ、具体的なプランの提示も可能となります。

具体的提案

■クロージングの重要性

 保護者が入塾を決意する判断材料の最大のポイントは「この先生に任せて大丈夫だろうか?」という不安や期待にお応えできているか否かです。

 みなさんが体験授業内で、子どもの性格や学習理解度分析、勉強への姿勢、気持ちをしっかりと把握することができれば、保護者は自分の子どもを預けようと考えます。そして、安心感を持って頂いた後、重要となってくるのが皆さんから体験受賞の様子も踏まえ、先にプランを提示してあげることができるかということです。

 ただ単に塾のネットワークや仕組み、プランの特徴を淡々と説明しても多くの保護者はそれが自分の子どもにとって良いか悪いかを現段階で判断することが出来ません、しかし、保護者に全てを委ねて話を進めると話が全く進まず時間だけが過ぎる恐れがあります。

 ご多忙の保護者が多い昨今ですので、先方の事情を配慮して30~40分程度で「入塾説明→意思決定→入塾の手続き」のプロセスを終えることが求められます。そのためにも、まずはみなさんが教育のプロとして、子どもにふさわしいプランを提示する必要があります。

■提示するプランのコマ数

 子どもの成績を上げるために、担当者が責任と自信を持ってオススメすることの出来るプランの提示からはじめましょう。例えば、「週1回50分」の授業を勧めて本当に成績が上がるので諸ウッカ。また、仮に「週1回」を勧めて値切られてもそれ以上勧めるコマはありませんが、「週4回や週3回」を最初に勧めれば値切りされてもまだ対処の余地はあります。

 価格が「安い」ことを重視するあまり、成績の向上が見込めずに退会へ繋がるケースも見受けられます。価格として「高い」という感覚は、成績が向上する意味においての「安い」に繋がるのです。

 そのため、金銭的な調整は話し合いの中で、保護者の意向をよく理解してから対応しても遅くはありません。

■授業内容の説明(※5分程度)

 下表が当塾で提供しているプランの説明となります。それぞれに特徴がありますので、正確に把握した上で案内を行ってください。

 スタンダードプランとフリープランの説明をした場合、「マンツーマン」ということで、フリープランに魅力を感じる保護者が多いのが現状です。そこで、スタンダードプランの魅力を伝えていくことで、スタンダードプランへの誘導を図っていきます。ただし、フリープランを全面的に否定してしまえば、スタンダードプランの誘導がうまくいかなかった際に選択肢を失うことになります。

 あくまで、スタンダードプランのメリットとフリープランのメリットを考えら際に、お子様にとってはスタンダードプランの方が有用であるという説明を行って下さい。

スタンダードプラン

■一斉指導形式ではなく、巡回型の個別指導形である。

■生徒自身が考える時間を確保でき、自分で回答を見つけ出す習慣付けが出来る。

■1対3の為、競争心が向上する。

■フリープランと同料金で比較すると、学習時間が長い。

オプション(ITTO・模試・テストターボ・マンツーマン+Plus10)のご案内(※5分程度)

 授業プランが決定したらオプションの啓発を行います。通常授業と併せて受講頂くことで、より多くの勉強時間を確保することができ、早期に成績向上に繋げることができます。

教材の説明(※2分程度)

 受講教科の教材見本を見せて、教材の説明を行います。ITTO問題集の購入についても併せてお伝えします。また、小5~中3生には家庭学習の教科のため、受講教科以外の教材もまとめて購入できる「5教科セット」をお勧めして下さい。

通塾曜日・初回授業日の決定(※3分程度)

 初回授業日はできる限り当月中に設定します。“キリがよい来月から・・・”など時間が空いてしまうことは、生徒・保護者にとって入会意思の弱まりが起こることも有り、やる気になっている生徒の学習の機会を奪ってしまうことにもなりかねません。

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