オンラインマニュアル
Table of Contents
< All Topics
Print

11 封筒の書き方と手紙の折り方・入れ方

-ビジネスで封筒を使って文書を送る際に、封筒の選び方や宛名の書き方など

 ルールや基本を覚えておきましょう。-

▶封筒の種類とそれぞれの用途

 ビジネスで封筒を使用する場合は、「社外文書を送る」「請求書や領収書など事務的な文書を送る」「社交・儀礼文書を送る」など、用件によってふさわしい封筒を選ぶことが大切です。葬礼関係の文書は、「不幸が重なることを避ける」という意味で、二重の封筒を使わずに一重の封筒を使います。

▶宛名書きにふさわしい筆記用具は

 宛名を手書きで記す場合は、万年筆やボールペン、サインペンを使うことが一般的です。目上の方に出す場合は、黒いインクの万年筆を使いましょう。

 招待状や挨拶状、祝い状、葬礼関係の封筒の宛名には毛筆や筆ペンを使います。お祝い事では濃い墨で、葬礼関係の文書ではグレーの薄墨で宛名後書きます。ダイレクトメールなど、用途によっては印刷して宛名を記しても失礼には当たりません。送る用途によって、丁寧な印象となる手書きの宛名と使い分けるようにしましょう。

▶和封筒の書き方

●表書き

※宛名の書き方の例

 送り先が「会社」であるのか、「担当部署」であるのか、「肩書(役職)がある個人」であるのか、「肩書(役職)を記さない個人」であるのかによって、宛名の書き方は異なります。

●裏書き

▶洋封筒の書き方

●「横書き」の表書きと裏書き

①切手

 切手が右上にくるようにします。

②表書きの住所

 横書きなので、数字は算用数字(1・2・3・4・5・・・・・・)を使います。

③表書きの宛名

 住所、社名よりも少し大きい字で記入します。

④裏書き

 封じ目の下に住所、社名、差出人の氏名を書きます。

●「縦書き」の表書きと裏書き

①表書き

 和封筒の表書きと同じように記入します。

②裏書き

 お祝いごとの封書は左に閉じて、封じ目の左に住所、社名、差出人の氏名を記入します。法事の案内など葬礼関係の封書は逆となり、封じ目の右に住所、社名、差出人の氏名を記入します。

▶手紙の折り方と入れ方

 手紙は基本的に、封筒から取り出したときに、読む人が広げて読みやすいように折って入れます。

●和封筒へ入れる

 ビジネス文書では、A4の用紙を使うことが多く、和封筒へ入れる場合、通常は三つ折りにして入れます。

B5の文書を和封筒へ入れる場合は、四つ折りにして入れます。

●洋封筒へ入れる

 洋封筒は、上下に折った後に左右に折って、封筒に入れます。

PAGE TOP