08 コミュニケーションの心がまえ
-学生気分が抜けなければ、損をするだけ!-
チェックポイント
①学生のコミュニケーションとは根本的に違う
②多種多様な相手との接し方を身につける
③コミュニケーションのポイントは大きく3つ
相手を理解した上で、自分を伝える
今の時代はあらゆる職場で、コミュニケーション力は必須の能力と言えます。十分な小丹生ケーションができない人は、たとえたか異能力を持っていたとしても、なかなか評価されないものです。
年齢、立場、考え方などが異なる相手にも、こちらの思いを正しく伝えることができなければ、本当のコミュケーションとはいえません。
同年代に囲まれていた学生時代のコミュニケーションと、多種多様な人と接する社会人のコミュニケーションは根本的に異なります。
▶「学生」と「社会人」のコミュニケーションの違い
●学生
・気の合う友達やなかまとのつき合いがほとんど。
・「友達になること」がコミュニケーションの目的。
・基本的に同年代とのつき合いが中心になるので、言葉や話題の選択にも困らない。相手の考え方を理解できなくても、「楽しく話せればOK」といった場面も少なくない。
●社会人
・コミュニケーションの目的は多種多様
・こちらの情報を説明したり、何かを依頼したり、納得させる目的の場合もある。相手から情報を引き出すことが目的の場合もある。相手との関係性によって、異なる対応が求められる。
・相手の求めていること知る。
▶コミュニケーションで大切な3つのこと
相手のことを知り、相手が理解できる言葉や表現で、相手に伝わるように伝える。
言葉だけではなく、相手が話しているときの全体の雰囲気にも注意を払う。
自分の「伝えたい言葉」と「態度」を一致させる。
コミュニケーションは言葉だけではない!
▶何かに失敗したとき
●真摯な顔で「申し訳ございません」と言えば、相手に誠意が伝わる。
●照れ隠しでへらへらしながら「申し訳ございません」と言えば、逆に相手を怒らせる。
▶自社商品をプレゼンするとき
●胸を張って「自信を持ってオススメします!」と言えば、信じてもらえる。
●下を向いたまま「自信を持ってオススメします・・・・・・」と言っても、信じてもらえない。
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